僕はよく喋る方かもしれない。


しかし必ずしも、伝えたい事ばかりではない。
むしろどうでも良い事の方が断然に多い。
いや、大事な事もどうでも良い事のように言いたい。
大して価値のある人間でもない。


思う存分喋りきった後、サラっと、何を言ってるのかさっぱり分からない。と言われると救われた気になる。
それで、良い。それが、良い。


相手に対しても、言葉はどうでも良い。というか大して気にしていない。
欲を言えば面白ければ御の字だ。


言葉と本心の隙間の距離は人に寄って違う。
その距離を詰めれない、詰めない人もいる。
言葉だけを鵜呑みにすると、本質からどんどんと遠ざかる場合もある。
逆に言葉にしなければ分からない。が苦手でもあるのだが。


感じれればいい気がする。
それを、互いに感謝出来ればいい気がする。


漠然とカッコつけたい、良い人に見られたいというプライド。
誰もがあるだろうか。
でも今はそんなもの何の意味も持たない。


常に良い人でありたい、誠実でありたいと願う事自体が重要であって、どう見られているかは重要ではない。
それさえ自覚していれば、例え悪い人に見られていても良いではないか。


そこに面白みがあれば。
なぜ、分からないのだろう。
二兎追うものは、一兎も得ず。


だから、何を言ってるのかさっぱり分からない！と笑顔で二兎を追って欲しい。