自分は客観性の塊だと自負していた。
常にカーナビ的に言う所のバードアイの様に上方より物事を見ていた。
こんな性格は良い事もあればイヤッて程悪い事もある。

そんな自分が、去年一年間はずっとこれでもかと言う程自分と向き合っていた気がする。

あなたは何で喜ぶのか。何で怒るのか。何で哀しむのか。何で楽しいのか。

何で笑うのか。何で泣くのか。何で恥ずかしがるのか。

あなたこういう人だ。分かりきっている。だからこうすれば良い！がことごとく通用しなかった。

今までの生き方がまるで間違いだったのか。ふしあなだったのか。

しかし、そんな事はなかった。今まではそんな事しか出来ない人間だと決め付けていた。
その客観性が人格の限界を勝手に決めていたに違いない。

まるでとり憑かれたような人格。
お前はだれだ！そんな感情を今では日々抱いている。
ほほ～。あなたは新入りだね。

そんな時でも冷静に自分を見つめている。