未曾有の震災から一年。


被災地の方々のお気持ちを察する事は容易ではありません。


でも、全てが不安定で全てが覆されて、何かしら全ての国民に影響があったのは確かだと思います。
自分もそうです。


全てが後ろめたくて、自分の非力さに目を背け、だけどてめぇの事だけで生きるのがやっと。


本日、テレビで孫社長が真摯な姿勢で涙ながらに、被災当日に携帯が繋がらなかった事への自責の念、今後の自然エネルギー事業の展望を話していました。


何も無力な一国民がこんな思いなのに、社会的にも、経済的にも影響力がある方の重責を考えると気が狂いそうです。


全て実現可能な計画として行動しているので、経営者として本当に尊敬します。
日本にいてくれて良かった。


ボランティアの数も激減しているようです。
もう、事が足りてきていると誤認されているようです。


そして、意識も少しずつ風化されているのもある思います。


人間ならどうしても避けれない事です。


今まで自分は、人間は忘れていくものと認識するだけでも風化の速度は和らげられると思っていました。
まず感じる事、思う事。


しかし、先日バイト先の研修でホスピタリティなるものを学びました。
直訳すると安息所などの意味らしいです。


ホスピタリティは、接客の基本理念らしいのですが、「思い」と「行動」が二つ揃ってホスピタリティ＝快適な接客、安息というものらしいです。


思いだけでも行動なしではなかなか伝わらない、行動だけでも思いがなければそれは偽善であったりおざなりであると。


人間が追い詰められると気持ちなんかいらない。
とにかく、行動だけが全てだと思い知らされた年であったかもしれません。
でもやはりそれは、ほんの一瞬ではないか。


購買意欲のためのものですが、自分は人との繋がり、絆にも十分関係あると思いました。


まず思った。よし。
次に行動。
どんな小さな事でも。よし。
いつかの、誰かの、安息になる事を祈って。


今、目の前にあるもの全部、全ての出来事、いつか実を結べ！