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アンティノミーとダイヤモンド

シギハラヨシアキが綴る内省する心。
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先日に続き、病院に通院した。
なぜかというと、以前から背中にあったデキモノがここ最近やけに大きくなったからだ。


小さうちは無視していたが、ここまで次第に主張してくると目に付くようになった。
背中だから見えないんだけども。
結果、切ったらしい。肉を切らして骨を絶つ、とはまさにこの事だ。
骨は絶ってないんだけども。


大した事じゃないから通院も一度で終るかと思った。
しかし、どうやら一針だけ縫ったらしい。凄い中途半端。必要あったのかな。まあ、それはしょうがない。お医者さんの言う事なので素直に聞くとしよう。


気になった事が一つ。
最後にお金を払うために受付に行った。そこには、二人の受付の方。
お金を払い清算を終えると、帰り際いつものように「お大事にー。」の声がした。
よくある風景だ。


しかし、言ったのはお釣りを渡してくれた方のみで、隣にいた女性はまったくの無表情だった。


僕は直感的に思った。
あぁこの人は本来の「お大事に。」の意味を忘れてしまっているんだ。
もはや「お大事に。」が社交辞令、美辞麗句、何か一連の作業の一部と化しているんだな。と


仕事が忙しかったのかもしれない。
僕が、病院にあまりいない若造でお大事にしなくても元気そうと思われたのかもしれない。
また、言えば良いかと言ったらそういう訳でもない。


でも、苦しい痛みに耐えかねて通院しているご老人もいるだろう。
本当の意味での「お大事に。」という気持ちを持つ。
そしてその言葉を、心から言われたらどれだけに人が心強く思うのだろう。
大した事ではない。ほんのたった一瞬、一言の意味。「心」があるかないか。
医療現場の受付に、そこまで求めるのは間違いなのだろうか。


せめて、次のご老人には心のこもった「お大事に。」を言って欲しいと願うばかりだ。


また、生きてく中での色々な「本当の意味。」を自分も忘れてはいけない。
まがりなりにも、言葉を喋る事を生業にしようとしているのだから。
それを、確認する良い機会になった。


「何が起きても変じゃない。そんな時代さ、覚悟は出来てる。」


薄暗い雲の下、そんな好きな歌詞が浮かんだ。
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無題
こんな時代だからこそ、明るい心のこもった会話を心掛けたいですよね。
まずは、その「思う」気持ちが大切なのかも。
私自身も、時々忘れ掛けてしまっています。。
でも、相手の目を見て、心からの言葉(挨拶)をしていこうと思いました!
いちご 2009/02/24(Tue)13:03:34 編集
いちごさんへ。
世の中が本当に病んでますよね!


僕もそう思います!
行動に移すのは大変でもまずは、簡単に「思う」や「感じる」だけでも全然違うものになりますよねきっと。


僕も十分忘れそうになります。
でも自分で気付けるだけまだましか!と言い訳をする毎日です。(笑)
シギ 2009/02/24(Tue)15:33:34 編集
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プロフィール
HN:
シギハラヨシアキ
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/04/22
趣味:
牛乳パックをハサミで切り開く事。
自己紹介:
自分の存在価値を見出したいという理由から、天下を取りたい!と爽やかに言い放つ店崎君と'07年1月「エレファン&ティノミー」結成。'10年4月「じなんぼ~いず」に改名。
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