僕は話していて、それが良いことだろうが悪い事だろうが自分とかけ離れた考えの人にまず興味を持ってしまう。
それゆえに、他人と話していてイライラもしないし、許容範囲がやけに広いのだ。


女性全般に言える事？かもしれないけど、とても頭の中が合理的な人にびっくりする。
興味津々である。
冷たいと思われる程合理的かつ、スピーディーな態度に出る人々。
そこまではっきり言わなくても。とか、そこまでしなくても。の連続だ。
間違ってはないのだけれども、気の弱い人間だったら文句の一つも言えずに不憫に思わなくもない。


でも、合理的な人ほど情にもろかったりもするからまた不思議だ。
ただ単に冷たく思われがちだが、それは「合理的」なそれだけのものであって性格に問題があるのではなさそうだ。
時に勘違いされる場合もあるのだが。


逆に自分の思った事をずけずけ言っている合理的な人は、ピュアそうだし、真面目そうだし、信用は出来る気がする。


自分だって十分合理的なタイプだきっと。
しかし、それを相手に全部伝える程どっしりと構えられない。
「女々しい」という男特有の甘ったれた美学を重んじてしまう。
ストレスを決して溜めずに、柔らかく行動するのである。


先日も、俳優を長年やってたという超自信過剰な男性に会う機会があった。
お笑い経験が無かったという事もあったが、演技もまったくもって大した事はなかった。
普通なら、自分を客観的に見れてない少し嫌なやつで終ってしまうかもしれない。
でも、自分は自信があるタイプではないだけに、あそこまで自信過剰になれるだけで好感を持ってしまう。


あれ？でもなんか書きたかった事と少しズレてしまった気がする。
まあ良いか。


とにもかくにも自分が話しをしている時、それはそれは真剣に、自分の顔に穴が開くんじゃないかと思う程見つめ返す目の輝きは、今でも忘れられない。