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昨日の夕方、母方のおばあちゃんが亡くなった。 自分が生きてる内に身内が亡くなったのは初めてだ。 その日はなぜか夕方に人身事故に三回もあった。 おばあちゃんのいたずらかな。...

CD屋や本屋によく行く。 どちらも大好きだからが一番の理由。 しかし、昔から嫉妬心が自分の心の中を掻き乱す。 そして、掻き乱されに行く。 世の中の尺度を失った今、より多くのクリ...

気が付けば、あっという間に深い闇が辺りを埋め尽くす。 急激な気温の変化に反応するように僕の鼻腔はムズムズし始める。 風邪？と思い過ごしをして、毎年この時期を迎える。 自分...

三十の大台を目の前に色々と自分の中で異変が起きている。 もともと食事自体に全く興味がなかったが、食生活が異様に乏しい現在、気心知れた仲間と、もしくは新しく出会う人達と一般的範囲内で良い美味し...

駅でたむろしている、ホームレスの方がメガマックを食していた。 アンバランス。 スーツ姿の一見重役クラスの老人が、自動販売機の下の小銭を探していた。立ち上がるとゴホンッと偉そうに咳払いをした...

「浜辺に打ち上げられた白イルカ」 世の中のありとあらゆる作品に対して嫉妬に似た感情を抱く。 身を切るような痛みの先に、繰り返される苦悩の果てに搾り出された結晶。 そろそろ自分...

大好きな番組、そう、情熱的な大陸を見た。 その中で、動物報道カメラマンは言っていた。 「写真集なんて全然儲からない。お金なんて全く無い。 それは、多くの人は時間を買われてる、だけど僕は自...

僕の血液は邪気で溢れていた。 だがそれは必要な手段だった。 歳を重ねるごとに一生懸命、余暇れと思って築き上げた結果だった。 堅気ではないこの生活を始めた頃、その邪気が邪魔になっていた。そ...