「色即ぜねれいしょん」と言う映画を見ました。


大好きな映画「アイデン＆ティティ」の、原作みうらじゅんさん×監督田口トモロヲさん再来です！


出演者の方が魅力的な事はもちろん、みうらさんの書く本はいつもぶれてなくて素敵です。


常に、童貞を拗らしたゆえの青春ノイローゼ物語！（笑）


誰もが身近な物語として携え、決して特別な話しとは思えせん。


ではなぜ羨望の気持ちになるのか？
自分なりに答えを見つけましたが、例によって長くなりそうなので割愛させて頂きます！


色即是空。
人間の行いは実存しない。
「色」は人、そして欲。
「空」は何も無いという事、そして空しいという事。
何も無いという事そのものが、無い。


この世には色々な人々がいて、様々な悩みを抱えています。
僕は、どちらかというと今のままだとダメな人間に入りましょうか！（笑）
しかし、それはすべて「無」です。


一見、いい加減な諦めの境地にも思えますが、終盤で塩見さん扮する先生はこう言います。


結局どうあがいても「今を生きる」
人間にはただそれしか出来ないと。


美辞麗句を身につけても、青臭い事をいつまでも言える大人っていいです。


割愛したのになぜ長くなったのでしょうか？


いや、長いようで短い。
あるようでなにもないんだきっと。


過去になる連続の毎日。
過去なればもうそれは実存しない。


人間なんて何も出来ない。
この瞬間をただひたすら生きる以外は。