活字中毒の自分だが、少し本から遠ざかっていた。

十代は全てスポーツでアウトドア、二十代は全て読書でインドアという分かりやすい僕を創る要素。

イマジネーションが沸かないのは活字を吸収していないためだろうか。

「西の魔女が死んだ」を読んだ。

初夏にかけてぴったりの繊細な物語だった。
すでに初夏ではないのだけれども。

魔女の訓練は全て自分自身で決める事。
タマシイノダッシュツセイコウ。

北極グマが北極に逃げ込んだからといって、誰も非難はしない。
蓮の花が水面にしか咲かないからといって、誰も咎めはしない。
このような表現だったろうか。しかし言わんとする事はとても印象的だった。

ある鳥は、ぬかるんだたんぼで細長いくちばしを使い、瞬間的に獲物をかいつばむ。

もっと楽に深呼吸出来る場所はあるだろう。か？