今回、僕らは事務所所属になる事が出来ませんでした。
呆然とする者。涙を流す者。罵る者。
みんなそれぞれ。

本当に暖かい言葉を沢山の方に掛けて頂きました。
有難うございます。とても感謝しています。

ただ、雰囲気として、「強がっていないだろうか。隠していないだろうか。本当に大丈夫だろうか。」
未だにすごく心配してくれている方がいる感じなので、少しだけ話そうと思います。

一年間本当に全力でやってきました。悔いはありません。
一年間で僕らに出来る事は、全てやったと言い切れるくらい。
大小はあるにしても「限界突破」を何回したか分かりません。

しかし限られた時間を最大限に使っても、僕らはこんな程度だったのです。
よく言っても自分の理想の30％ぐらいがいいトコでした。
よく、知り合いに「そんなに理想が高すぎると満足する時は、絶対にこない。」と言われますが。

最終審査の当日の直前、相方にツッコミの間を教えている時点で、
自分の理想とは遠くかけ離れてると感じていました。

でもこれは、相方への文句でも不満でもありません。
ましてや、諦めでも絶望でもありません。
一年間二人の男が全力でやってきて、それです。
それ程、やろうとしている事がそれはそれは難儀な物だという事です。
逆に言えば、これからが楽しみでもあるのです。

これからは続ける才能も必要です。
養成所では、こんな僕らでも道を進むだけの、旅を続けるだけの準備をさせて頂きました。
リュックから学んだ事を一つ一つ出しながら、しばらくは歩いていこうと思います。

いつも自分に問います。
感情が揺さぶられないのは、それに命を懸けてなかったのか、それとも欠落している人間だからか。
答えはまだ見つかりませんが、まだ、後者であって欲しい。

少しと言いながら、かなり長い、うっとうしい。と誰かツッコミを入れて下さい。
どんな「間」なのかは、この際問いませんので。