久々に日払いの仕事をした。


快晴の中、午前中からチャリを漕ぐ。


店先を掃除する店主。
工事現場で汗を流す青年。
学校に通う女子高生。


多くの皆と同時に一日をスタートすると思うと新鮮だ。


電車にも乗った。
節電の影響で車内は暗い。


すると空が眩しい。
雲の切れ間から日差しが煌々と車内へ。


彼方に目を凝らすと、凄く遠くに来た錯覚に襲われた。


肉体労働をすると、ご飯が美味しい。


深夜、隣に春夏笑冬のお三人が揃ってネタ合わせを始めた。


邪魔はしないようにと、隅で携帯をいじっていた。


途中から参加して、あーだこーだ。


気付けば空が明るくなりはじめていた。


自分は少しだけ寝て、事務所ライブのオーディションへ。


また、多くの皆と同時に朝を始める。


煌々とアスファルトに照り付ける日差し。


煩わしい事も降り注がれる世界。


今日もご飯が美味いだろう。