養成所にお仕事に行ってきた。
恵比寿なもんだからそりゃ可愛い子、綺麗な子がいっぱい。


目の保養には当然なる。
でも、この歳なるとだからなんだ？という気持ちにならないこともない。


上辺だけの美しさなら、目まぐるしい化粧技術と美容業界の発展、世界にも誇れる日本の前衛的な服飾業界の飛躍によってどうにでもなるだろう。


二十代半ばを過ぎたあたりから女性の視覚的な美しさよりも多少なコンプレックスでも内面が滲み出る美しさが覆い包む愛くるしさ、愛嬌がとても素敵だと感じる。


本日、電車の中でシルバーシートにも関わらず我先にと何も言わず押し入ってきたハタチ前後の女性。


とても醜かった。
その性根はもちろん、その顔までさえも。


生まれつきでもない。お金をかければ良い事でもない。
考え方、人との関わり方、呼吸の仕方一つで美しさは顔を出すに違いない。