深夜に小田和正さんのクリスマスライブを拝見した。


そう、皆さんなによりご存知の小田さんなのだから素晴らしい楽曲はもちろん、その歌声は息を飲むばかり。


しかし、注目する点は全国をライブで回る中での地元の人々との交流を映したプライベート映像だ。


各名所に皮肉とも取れるつぶやきやツッコミの連続。


触れ合う人々にも温かくとも冷たいとも取れる罵声などを浴びせる。


しかし、悪ガキの様相のそれは、まったくもって嫌みがないのだ。


逆に社交辞令や体裁を気にせず本音を言ってるようで好感さえ感じる。


僕はふと、松山千春さんを思い出した。


どちらも言葉は攻撃的な人のように感じる。
でもその歌を聞けば、純粋で真っ直ぐで時には不器用で温かくて人間味溢れる人なのがひしひしと伝わる。


要は言葉ではないのだ。
そんなモノあってないようなものだ。


その生き様がその人を決める。
尊敬出来るか。ただそれだけ。


言葉は重要じゃない。いらない。
なのに伝わるモノがある。そんな芸をいつかしたい。